新聞を参考に予想する競馬や競艇

競馬と競艇の予想で決定的に違うのは、予想の対象が人間であるかそうでないかでしょう。 競艇の場合は人間が機械を操作してレースを行いますが、競馬は言葉を話せない馬を主体にレースが行われます。 従って新聞のコメントを見ていてもいろんな違いがあります。

例えば競馬の場合、関係者が自分の馬の調子等のコメントを話す場合でも、「休み明けを2回走ってようやく体調が上向いてきたようだ。調教の動きにも活気がみなぎっていたので、これなら好走が期待できそうだ」という感じで、あくまでも想像を含んだコメントになるのです。 しかしボートの場合ですと、それを操るのは人間ですので、自分がどういうレースをするつもりかなどのコメントはある程度信用できると言えます。

だだ、馬にしてもボートにしても実際にレースが始まってしまえば予期せぬ出来事が多々起こるものです。 ボートでスタートを決めるつもりだったのが操作ミスで出遅れてしまえば致命的ですし、競馬で逃げるつもりが、他の馬に競りかけられて自分のペースで走れなかった場合などは、散々な結果になります。 逆に全く期待していなかったのに、人気馬が自滅して漁夫の利を得ていい結果に繋がることもあるのです。